新人保育士におくる心構え「きほんのき」【職員編】

保育士職員編

こんにちは。ことりです。
もうすぐ新年度ですね!4月から新人保育士になるみなさん、心の準備はできましたか?

社会人としても一年目、という方も多いのではないかと思います。

あなたは、
「先輩、優しいかな…」
「挨拶はどうやってすればいいの?」
「どうやって動けばいいのかわからなくて…」

なんて不安になっていませんか?

今回は新人保育士におくる心構え「きほんのき」【職員編】と題して、私の失敗談を交えながら、新人保育士が職員間でどのようにふるまうと良いのかということについてお伝えします。

前回は、「新人保育士におくる心構え「きほんのき」【基礎編】」の記事で保育のお仕事一歩手前のシンプルな悩みについて書きました。

保育士だって人間関係が大事


これから一緒に働く先輩保育士。たくさんのことを教えて頂く相手です。
できる限り失礼のないように振る舞いたいですよね。

先輩たちに失礼のないようにするには、具体的にどうすればよいのでしょうか。

新人保育士の挨拶①はじめましてのご挨拶


まず基本中の基本ですが、新人保育士に限ったお話ではなりませんが、きちんと挨拶をしましょう。
緊張したり、恥ずかしかったりするかもしれません。めちゃくちゃ気持ちわかりますよ。
でも、最初が肝心。

まず、初日に限らず朝は早く行きましょう。これは義務ではないですが、大事なことです。

保育士の世界はまだまだ体育会系の所が多いです。先輩は先輩。後輩は後輩。それらしく振舞うことで信頼を勝ち取ることができる世界です。

そんなの馬鹿らしいって私は思っていました。だってお給料は8時半からしかつかないでしょ?って。実は今でも思っていますよ。
でも、日本の社会はそういうものなのです。(少しずつ変わりつつあると思いますけどね。)

ことり
私なんかはそういうことがちゃんとわかっていなかったので、恥ずかしい思いをいっぱいしました…。あなたは私のようにならないよう、気を付けてくださいね(笑)

朝、早く着いたら、あとからくる職員にきちんと一人ずつご挨拶すると良いです。

ことり
おはようございます。今年度からお世話になります新人の水鳥ことりです。よろしくおねがいします。
ここで気を付けたいのは、例えば皆さんの前でご挨拶をする機会をもらえたとしても、それとは別に一人ひとりに個別にご挨拶するのがベターだということです。
「これからよろしくおねがいします」の気持ちを丁寧に伝えましょう。

また、たくさんの職員を一度に覚えるのは大変です。「この先輩には挨拶したっけ…?」ということもあるかと思います。

そんな時にも「ごめんなさい。私、きちんとご挨拶していましたか?」など確認しつつ、重複してもいいので丁寧にごあいさつできるとなお良いと思います。

もちろん、その日に居なかったパートタイマーの職員や、夕方から出勤される方などにも、別日になっても良いのでしっかり個別に声をかけられると良いですね。

新人保育士が挨拶できるかできないか、で印象はだいぶ違います。

ことり
必ずやらなければならないわけではありませんが、つかみはOKというやつですよ。やらない手はありません。
ちなみに、保育士ではなく他のどんな世界にいったとしても、個別の挨拶はみなさん当たり前にされますので、覚えておくと良いと思います。

新人保育士の挨拶②毎日のご挨拶

毎日、できる限り先輩方よりも早く出勤して、朝の挨拶ができると印象はとても良いと思います。

後から出勤した先輩に
「おはようございます!」

と自分からはっきりと言えればそれだけで◎です。

もっとプラスアルファ頑張りたいということであれば、玄関やテラスを掃き掃除できたりすればそんな新人はもうハナマルです。

ただ、掃き掃除に関しては園によって当番が決まっていたり、掃き掃除する時間があるなら自分の保育の準備をするべき、との考え方をする園もあると思いますので、そのあたりは上手に空気を読んでくださいね(笑)

先輩がやっていることを黙って見ていてはいけません


これ、大事なんです。
私は恥ずかしながらこのことに気づけなかったのです。
そして、気づくことができてからもうまく動けませんでした。

私は短大を卒業してすぐ公立保育園に就職しましたが、学生気分が抜けていなかったのか(というよりは経験不足かな)

ものすごく盛大な勘違いをしていたのです。

その盛大な勘違いをお知らせしたいと思いますので、私の二の舞にならないようにしてください(笑)

ことりの盛大な勘違い①
全てのことは「先輩から教えてくれる」

今思うと本当に恥ずかしいのですが、この通りに思っていました。
ですから、教えてもらうまでは知りません。知らなくて当然だと。

この頃に戻れるのならば、自分をひっぱたいてやりたいですね(笑)しっかりしろと。

あなたはこんな勘違いをしていないと思いますが、念のため。

先輩はこちらから聞かないと教えてくれません。

当たり前ですよね。先輩だって、後輩が何が分からないのかわかりません。
それに、先輩だって自分の仕事を抱えています。実は割とそれで手いっぱいです。

後輩のことをずっと見ていてはあげられないのです。

ことりの盛大な勘違い②
「新人だからまだやらなくていい」

これですよ。私どんな新人だったんでしょうね(笑)恥ずかしい。
新人だから、まだ仕事が分からない。
だから、まだやらなくていい。
って本気で思っていました。決してやる気がないわけではなかったです。でも本気で思っていました。

例えば、保育の後にお茶を飲みながら反省会をする習慣のある園だったのですが、そのお茶を人数分用意するのをいつも先輩がやっていました。

それを見ていた私。何を考えていたかというと…

ああ、先輩お茶の当番なんだな。

と。
いやいやいやいやちがうやろ!!
とこれまたその時の自分に平手打ちを食らわせたい。

お分かりでしょうが説明すると、先輩は新人(要するにその時の私)の仕事であるお茶の用意を
自らやってくださっていたのです。

当時の私、そんなこととは夢にも思いませんでした。
別の先輩がそのことを教えてくれるまで、気づきもしなかったのです。

要するに、職員でありながら、「教えてもらえるはず」「この職場のやり方、まだわからないから」といつまでも”お客さん気分”だったのです。

いいですか。気を付けてください。
掃除、お茶の用意、ごみ捨て…
保育の仕事とは一見関係ない雑務。これらは全て新人の仕事だと肝に銘じておいてください。

もちろん、そうではない職場もあります。
きちんと当番が決められていることも多いです。

しかし、どこの職場でも雑務は基本、新人の仕事。
このことはだーーれも教えてはくれません。よく覚えておいてください。

新人だからやらなくていいことはほとんどありません。
むしろ、新人だからこそやらなければいけないことがほとんどです。

具体的にはどうすればいいの?

そんなこと言われても、じゃあ具体的にどうやって動くべきなの…?
と思われる方もいるでしょう。
ここでは具体的に先輩とのやり取りをシミュレーションしてみたいと思います。

例えば先輩が先輩自身のクラスの仕事ではないこと…今回はごみ捨てにしましょう。

ごみ捨てを一人でやっていた時。それを見たあなたはどうしますか?

望ましい態度としては…(これは一例です)

ことり
「先輩、ごみ捨てのやり方教えてください」
せんぱい
「うん、いいよ。じゃあこれ、ここに入れてね」
ことり
「はい!ごみ捨ては当番が決まっていますか?」
せんぱい
「うーん特に決まりはないかな」
ことり
「わかりました。何曜日の何時ごろ集めるのですか?」
せんぱい
「火曜日と金曜日の保育後だね」
ことり
「ありがとうございます。次回私がやってみたいのですが、もし分からない所があればその時また教えてもらえますか」
せんぱい
「うん。ありがとう」

こんな感じでしょうか。
こんなにスムーズにいかないかもしれませんが、ほんの一例としてご紹介しました。
なんとなく雰囲気がつかめると嬉しいです。

先輩としては、後輩が積極的に自分がすべきことに気づいて動いてくれると助かります。

また、気づけなかったとしても、何をすべきか聞くということが大事です。
分からないのは当たり前なので、積極性が大切だということです。

上手な聞き方のイロハ


さて、積極性が大事だということはお分かりいただけたと思います。
では、どのように聞くのがいいのでしょうね。

これは少し細かい話になりますが、
人によっては先輩の気分を害してしまう聞き方をする人がいます。

ここでは悪い例をあげ、どのように聞くのがスマートなのか考えていきます。

悪い例

ことり
「なにをすればいいですか」

これ、聞いてしまう気持ちわかります。が、気を付けたいワードです。

一方的に何をすれば良いか、全部与えられないと動けない人だと思われてしまいがちです。

聞き方によっては「なんかあればやるけど」くらいに聞こえてしまいかねません。

きつい人だと「そんなの自分で考えて」と言われてしまうことも。

同じことを聞きたくてもこのように表現することで印象が全く違います。

良い例

ことり
「私にできることはありますか」

この表現には謙虚な気持ちが感じられる気がしませんか?
私にできることがあればやらせていただきたい」というように聞こえます。

細かい話のようですが、結構大切なことです。

先輩方は自分の仕事で本当に忙しいです。ピリピリしている時だってあります。

この些細な違いが大きな壁になることだってあります。私は実際に何度も見てきました。

以下、同じような理由で変えた方がよい表現を含めて箇条書きにしてみましたので参考にしてくださいね。

なにをすればいいですか?(全部教えられないとできない と思われることがある)
⇒ 私にできることはありますか?
手伝います(先輩の仕事だけど、手伝ってあげる という捉え方をされることがある)
⇒ 私にもやらせてもらえますか?or私にできることありますか?
どうすればいいですか(自分の考えが無い と思われる可能性がある)
⇒ 〇〇しようと思うのですが、どう思われますか?
ご苦労様です(目上の者が目下に向けて使う言葉)
⇒ お疲れ様です
少しの意識で変えられることですから、言葉には注意したいものですね。

まとめ

いかがでしたか?
今回は私ことりの恥ずかしい勘違いとともに、望ましい新人保育士の振舞い方についてお話しました。

他にもいろーーーーんな失敗をしているので、これからもお届けできれば(笑)と思っています。

みなさんには人の振り見て我が振り直せで、私の失敗を笑いながら、きゅっと気持ちを引き締めてもらえたら嬉しい限りです。

職場にはいろんな人がいます。怖い人、優しい人、厳しい人…
どんな先輩にも、まずは失礼のないように振舞いたいものですよね。

次回は、新人保育士におくる心構え「きほんのき」【保護者編】です。
そちらもご期待くださいね。新人保育士のあなたを応援してます!